防災の日。
9月に入り、今朝は今日から学校が始まるであろう子どものたちの登校の列を見ながらお月参りに出かけました。私が子どものときは、1年で1位2位を争う憂鬱な日だったことを覚えています。今から考えれば、クラスの友達と久しぶりに会うのでいい日でもあっただろうと思います。
今日9月1日は防災の日とのことです。様々なところで防災訓練が行われているそうですね。
私の住んでいる地域では、先月の終わりに行われましたが、サイレンを聞くだけで終わってしまいました。このままではちょっとまずいかと思うので、非常用の持ち出し袋と備蓄の見直し等をするつもりです。
災害に備えるという事を、東日本大震災以降特に意識するようになりました。
台風や大雨などが起こるたびに、様々なところで、災害への備えは万全か、という話題で持ちきりになります。
ご門徒さんともそんなお話をよくしますが、決まって結論は「どこまで備えたら良いのかわからない」で落ち着いてしまいます。
普段の生活もあるため、全部が全部備えるという事は不可能ですし、かといって備えをしないのはそれはそれで不安になります。特に、ニュースなどで煽るようにせき立てられるように言われると、ますます不安になってしまいます。
できる範囲で備えをしたら、それを超える災害については「仕方が無い」と受け止めるしか無いと思えるようになるのが必要なのかと思います。
想定外の事が起こるのが自然の姿です。全てを想定しろというのは、高慢では無いでしょうか。