妙な苦手意識。
お盆の期間も折り返しを過ぎました。この時期になるとお坊さん同士で道をすれ違う事も若干増えます。皆さん忙しいんですね。
この時期には、普段お月参りでお会いしているご門徒さんのご家族、親戚の方々とお会いする事も多く、若干緊張度が増してしまいます。また、せっかくお集りになっているので、なんとか仏様のお話を聞いていただきたいと張り切ってしまうため、若干の空回り気味になってしまうこともしばしば。
小さいお子さんやご年配の方々とお話をするのはもう大方慣れてきたのですが、私と年が近い方とお参りの形でお会いするというのは機会としては少ないため、まだまだ慣れる事ができていません。おかしな話ですが、同年代とお話しする時の方が緊張してしまいます。
平生は仕事をされている方々が殆どのため、お会いできないのは当然といえば当然なんですが、ある意味、若い世代との接点が少なくなってしまっている事の裏返しなのかと思うと、少し危機感を覚えます。
「若い世代の仏教離れ」という先入観が私の中にすでに壁となって存在しているとも考えられますが、まだまだ慣れてない、まだまだ苦手だと言っている場合ではないのです。反省。