日々ちょうこく

名古屋のお坊さんのブログです。文章練習も兼ねて、見た事、聞いた事、思った事を書いていきます。 たまに抹香臭い事も書きますよ。

雨安居。

仏教の興ったインドの季節は、乾季と雨季に分けられます。雨季に入ると草木がより茂るようになり、虫などの小さな生き物が多くなります。
お釈迦様の時代に、雨季の間は動き回ることで起こる無用な殺生(虫を踏む等)を避けるために、遊行をやめて一箇所にとどまったそうです。

スリランカでは雨安居に入ったとのことです。

 
雨安居の間は修行ができないため、主に説法を聴くなどの座学にあてられていたといいます。
 
 
私も気を入れて学ばなければと思いました。