日々ちょうこく

名古屋のお坊さんのブログです。文章練習も兼ねて、見た事、聞いた事、思った事を書いていきます。 たまに抹香臭い事も書きますよ。

かわりにやってあげます。

8月も残すところあと少しとなりました。8月が終わるという事は、子どもの夏休みが終わるという事です。

小学生くらいのお子さんがいるご門徒さんのお宅でその話題になると、子どもは残念そうにしていますが、大人は「やれやれ、やっと夏休みが終わる」と、少し安堵したようにしています。

この次期定番の話題で「宿題はもう終わった?」と聞くと、意外ともう全部終わっている子どもばかりで、自分の子どもの頃を思い出すと、なんだか情けないような気がしてしまいます。

 

夏休みの宿題といえば、最近は宿題代行業者なるものがあるみたいですね。

誰もが1度は考えた事のある商売かもしれませんが、本当に始める人がいるなんて、少し驚きです。

私としては、あんまり・・・と思ってしまいますが、遅れている考えなのでしょうか。

ここまで堂々と話題になると、宿題の意義がもう空の彼方まで飛んでいってしまったような気がします。

 

 

私の子どもの頃にそういったモノがあったら、間違いなく頼りたくなっていただろうと思いますが(宿題は溜めて溜めて最後にやるほうでした)、もちろん自分の子どもに使おうとは思えないです。