定例の勉強会。
今晩は、お寺の仲間が集まっての定期勉強会がありました。
今回の講師の先生は、経典を一つ一つ丁寧に読み込んでいき、そこから問題提起をしていく方です。
情けない事に、話の8割は理解が追いついていかないため、紹介された本等を後で参照しつつ、いただいた資料を読み返すにとどまってしまいます。
親鸞聖人書かれた三帖和讃は、ご真筆(親鸞聖人が直接書かれたもの)と写本では細かな違い(読み替え)があります。また、東西本願寺で広く使われている写本には、ご真筆にはあった「左訓」と呼ばれる脇の注釈書きが写されていません。読み替えの理由など、丁寧に読み解いていくのには膨大な時間がかかりますが、先人達のおかげで大部分を触れる事ができるようになっています。
せっかくそういった時代に生まれたので、できる限り大事に読んでいかなければならないと思いました。できるできないは・・・置いておくという事で。
(別院での勉強会では、講師の先生は必ず一光三尊仏のお軸の前でお話をされます。仏の教えが、講師の先生を通してこちらに語りかけてくれているのですね。)