日々ちょうこく

名古屋のお坊さんのブログです。文章練習も兼ねて、見た事、聞いた事、思った事を書いていきます。 たまに抹香臭い事も書きますよ。

普段は見えにくい終末の問題。

都市部の火葬場の不足が大きな問題になりつつあるようです。

名古屋市には大規模な火葬場が一箇所ありますが、葬儀の多い季節になると1、2日待つこともあります。

これが東京になると、5日とか、一週間とか待たなければならないこともあると聞きました。

高齢化社会で、葬儀の数は右肩上がりとなっていて、20年ほどでピークになる予測だそうです。

 

名古屋市は港に近いところに大きな火葬場を建設中で、もう少しで完成だそうです。

火葬場建設が近くにできることに反対する方も多いとおもいます。しかし、必ず必要なものですし、いずれは自分もお世話になるところなので、誰かが我慢するしかないのでしょう。

また、ピークが過ぎれば無駄な施設になりかねないという問題もあるので、難しいところです。