春一番のご縁。
春期の永代経が無事に勤まりました。
昨日の雨が残ったりしないか心配していましたが、風が若干強かっただけでいいお天気に恵まれ気持ち良くお勤めすることができました。
午前午後とお勤めの後に布教師さんからお説教を頂きます。今回は私たちの本尊の姿についてお話しして頂きました。
私たちの本尊は阿弥陀仏です。普段お参りしているお姿は「化仏」といって、私たちのために見える姿をとられています。
人間は形がないものはなかなか信じることができません。
仏像というのはそれ自体に力があるのではなく、そのお姿を通して私たちの目の前に現れて下さる、そして、私たちに信じる気持ちを起こさせて下さるのです。
ですから、仏像は大事ですが、祟るとか、願いを叶えるとか、そういうものではないのです。