ひろがった想いに包まれる。
今日は葬儀会館での忌明法要がありました。
少しづつ会館での法事も増えてきている印象です。
会館の方も丁寧に対応してくれましたし、皆さんで大きな声でお勤めができたので、いい法事だったなと思いました。
故人は96歳で亡くなられたおばあさんでした。
認知症での自宅介護がしばらく続いた後、施設へ入られ、その後お浄土へ帰られました。
自宅で過ごされていた頃、幼稚園のひ孫さんと一緒にする食事の時間が何より楽しそうだったとのことです。
子、孫、ひ孫と続いてきた人たちみんなでお勤めをする空間で、私も一緒にお勤めをさせていただけることが、何より不思議で、ありがたく、嬉しく、感動的でした。
お勤めの後、みんなの中にいる、仏様となったおばあさんに、もう一度出遇っているんだ、ひろがっていった仏様の想いに包まれているんだと、そんなお話をさせていただきました。