衣替え準備。
9月も終わりに近づいてきました。
今年は涼しくなるのが早かったので、10月の衣替えがスムーズに行えそうです。
衣替えに向けて羽二重の法衣たちを引っ張りだしてきて風を通しました。
この法衣たちも6年目です。長く使えるように大切にしなければなりません。
お彼岸もお日中に入り、各地のお寺では彼岸会をお勤めされるところも多いと思います。
私のいるお寺はとくに行事はやっておりませんが、来月には秋の永代経が予定されています。
季節の変わり目などは、体調の変化、心の変化も起こってきやすいときだと思います。
昔の人は特にそういった事に敏感だったと想像できます。
そんな節目のときに、仏様に手を合わせる事で、自分の生きている事、生きていく先の事を思っていたのだろうと思います。
各方面の様々なイベントも「私は生きている、生かさせてもらっている」ということを確かめて、大事にしようということが根底にあるように思えます。
人、時代が変わっても、生きているという事を大切に思う気持ちは変わらない物なんだと思います。