元気に生まれるのは当然のことではない。
毎月6日はお寺で定の法話会をしております。
3年ほど前に、11月にお願いしていた先生が亡くなられて以来住職がお話をしています。
いつか私もしなければならないと少しビクビクしながら聞いています。
子供が生まれるとき、「とにかく元気に生まれたくれたら」「五体満足で生まれてくれたら」という言葉をよく聞きますし、私自身も使うことが多々あります。
しかし、この言葉で傷ついてしまう方もいます。当然のごとく受け取っている「普通」ということは、実はかけがえのないものだというということをお話しされました。
もうすぐ2人目が生まれる私にとって、強く問いかけられるないようでした。
その後、夕方から若手僧侶が集まっての勉強会でした。
毎回友人僧侶がテーマを決めて講師となり、発表を聞くという形をとっています。
今回は高田派の歴代法主についてでした。高田本山は江戸時代に大火で焼けた後、再建されています。また、宝物(親鸞聖人のご真筆など)をなるべく手放さないようにされた方など、その頃の苦労というものを学ばさせていただきました。
終わった後には懇親会があり、それに行くことを許可してくれた妻にも感謝しなければなりません。
とても内容の濃い1日でした。