拡声器。

脱法ドラッグによる事故の報道がこのところ多く見られるようになりました。

脱法ドラッグが原因で救急搬送される方が去年に比べて10倍になっているとのことです。

 

先月あたりから急増した印象がありますが、なぜ急に増えてしまったのだろうと不思議に思っていました。

とあるラジオ番組でこの問題が取り上げられた時に、「アナウンス効果」という言葉を知りました。

ある問題を報道である種大袈裟に取り上げると、その問題が拡大するというものらしいです。

 

特に問題になるのは、自殺報道(模倣を生む)と、選挙報道(優勢劣勢を取り上げると、その報道に結果が引っ張られる)

とのことです。

 

自殺報道に関しては、先日の焼身自殺未遂の時に考慮されていたとのことです。

 

言葉の力は時には救いにもなりますが、問題にも繋がってしまうということを改めて思い知らされました。