いつの間にやらできるように。
こちらへ来て5年も経つと、ご門徒さんの所のお子さんもぐんぐん成長していきます。
あるおばあさんと娘夫婦と孫二人のお宅へお月参りを続けさせていただいていますが、こちらへ来て始めてお伺いしたときは、二人のお子さんが小学生低学年と幼稚園児でした。
その頃はお参り中もバタバタと走り回り、大変賑やかで両親のカミナリが落ちることもしばしばでした。
それが段々と、上の子がおとなしくお参りするようになり、下の子を注意するようになり、下の子がおとなしくお参りするようになりました。
今日も静かにお参りができていて素晴らしかったんですが、なんだか少しさみしいような気もしてしまいました。
その子達のご両親も、最近はお手伝いも多くしてくれるし、助かることも増えてきたけど、ちょっと寂しいとおっしゃっていました。この寂しさというのは、親離れをイメージさせるのでそう感じるのでしょうか。
なんとも勝手な思いですが、以前の子どもたちとはちがう、親の追いつけない先をどんどんと進んで行く背中を見ているようで、不安と期待の気持ちが起こってくるのだと思います。
私の娘はまだまだそんな歳ではないですが、この先そう感じることが出てくるのかとおもうと、不安半分、楽しみ半分です。