法事と納骨、雨の中。
朝実家を出て、名古屋でのお参り生活に戻りました。妻と娘は実家に残り、報恩講のお手伝いとお参りをしています。
つかの間の疑似独身生活ですが、早くも少し寂しい気持ちになっています。大切な人たちの影響力ってすごいです。
本日はご門徒さんのご法事の後、墓地への納骨をしました。
あいにくの雨でしたが、それでも法事でみんな揃っているときに納骨したいという思いを持っておられました。お勤めも一生懸命声を出してくれました。
故人であるおばあさんは、気楽におつきあいさせていただけるような、とても明るい性格の方でした。そのおばあさんにかけていただいた声、向けていただいた思いというものを振り返ってみると、また今日から歩んでいく力になるような気がします。
そうやって一度思いかえし始めてみると、私を私として形作っている、たくさんの人の顔、たくさんのいのちの姿が浮かんでは消えていくような気がします。
たくさんの人、いのちからいただいた力を頼りに、今日からまた元気に歩んでいきましょうと、お参りの後にお話をさせていただきました。
ご門徒さんの法事のたびに、いのちに支えられて生きているということを再確認させていただいています。
雨の中は大変ではありましたが、しっかり納骨をしてよかったと思いました。