駆け抜ける。
すごく久しぶりの日記となります。
4月より実質的に住職の仕事を引き継がせていただきました。前準備から現在にかけての多忙さに目を回しそうな日々が続いています。
目標であった寺報は4月1日付でお同行の方々にお配りすることができ、ひとまずホッとしています。
4月に入ってまだ2日ですが、お同行の皆さんの期待と叱咤に気を引き締めて、頑張っていく決意です。
現在のお寺に来て、すぐによくしていただいていた96歳のおばあさんに「ついに住職になられたなぁ」と、涙を流しながら大変よろこんでいただき、私も涙が出てきました。このおばあさんのところは、旦那さんが今年に入ってすぐに、お浄土に帰られました。忌明けまでは前の住職がお参りをしていたため、いなくなってから初めてお参りをさせていただくことができました。
体が弱ってきたおばあさんは、「早くあちらへ行きたい」と弱気なこともおっしゃいます。そんな時は、おじいさんもお浄土で待っています、みんな一緒ですと語り合いながら、本当に「倶会一処」なんだなぁと思うことができました。
これからも一緒にお参りをしようとお約束をさせていただき、とても有難く尊い関係を結ばさせていただいていると改めて思いました。