みんなのお寺です
前回のエントリーよりだいぶ時間が経ち、年も明けてしまいました。
お参りと雑務に追われる日々は続いていますが、たくさんの助けを借りながらなんとか踏ん張っています。
今年の初めにささやかな住職交代の法要もなんとか無事に終えることができ、少し落ち着いてきました。
お寺で行事をする際、今まではお寺に居る人員のみで回していましたが、今回の住職交代の法要に際してはお同行さんにも積極的に手伝っていただだきました。お手伝いをお願いするときにはおっかなびっくりでしたが、皆さん快く引き受けていただけてとても有難かったです。
「迷惑だろうから」「悪いから」「どうせやっていただけないのでは」というネガティブな気持ちが出てきてしまい声をかけ辛かったですが、皆さん待ってましたと笑顔で引き受けていただき、私の勝手な心配が杞憂に終わると同時にそんなことを想像していた自分が情けないと感じました。
お寺の者が行事の受付、案内、接待、法要、片付けと全て賄うよりも、お同行さんと共に行事を「創り上げていく」ということはとても大切なのだと今回再確認できました。
「みなさんのお寺です」と、実家のお寺で父は常々お同行さんに伝えていました。私もそれを引き継ぐことができればと思っています。